腸腰筋は、腰部と骨盤を繋ぐ重要な筋肉群で、腸骨筋(ちょうこつきん)、大腰筋(だいようきん)、小腰筋(しょうようきん)から成り立っています。この筋肉は、身体を前屈させたり、股関節を曲げたりする動きに関与しています。

この筋肉が硬くなると、腸の動きが制限されて便通に悪影響を及ぼす可能性があります。特に冬の寒い時期には、体温が低下し筋肉が縮こまりやすく、腸腰筋が硬直しやすい環境が整います。
腸腰筋が固まってしまうと、腸への圧力が減少し、便秘の原因となります。逆に、腸腰筋が柔軟でリラックスしていると、腸の働きも活発になり、便秘解消に繋がります。